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こいしノート

エッセイ読むのも書くのも大好き人間です、小説も。 

女性化乳房

「なんだって、おっぱいが大きくなったって? こいし、男だろ、そんなことあるはずない! いい加減なこと吹いて、クリックお願いだなんて、ふざけんな!」

 まあ、そう、おっしゃらず、お読みくださいな。

 

心臓の左心房と左心室の間には僧帽弁、右心房と右心室の間には三尖弁(さんせんべん)があり、こいしのそれは、開いたり閉じたりがルーズなのです。

それにより、血液の六十%弱が、逆流します。なので、全身に必要量を送ろうと、ポンプ(心臓)はけなげに、目いっぱい働きます。ですが、それにより、心房が不規則に興奮する状態になり、そのことで心房細動(不整脈)が起こり、それにより、近いいつか天国(こいしは地獄?)に召されるのです。

 

十年ほど前、それが検診で分かり、内科的治療を受けていました。ですが、もう限界と言う主治医の勧めで、手術に踏み切りました。それについては、面白い話がたくさんありますが、それは後日にし、本題に入ります。

 

手術して二ヶ月ほど経った頃、今度は「腹腔内膿瘍」を患い、入院しました。前半は点滴、後半は経腸成分栄養剤だけで、一ヵ月後、やせ細って退院しました。

その後すぐに、心配事が起こりました。胸が膨らみ始め、押せば強烈に痛い、痼(しこり)もできました。

 

日増しに少しずつ大きくなる、その原因を、ない頭で考えました。その結果、退院直ぐでしたので、服用していた栄養剤が原因ではないか、それを疑い、病院に問い合わせました。ですが、ありえないとの返事。

肝機能が弱ると胸が膨らむと、サラリーマン時代、同僚から聞きました。それを思い出し、血液検査を実行しました。ですが問題なく、γ(ガンマ)値は女子供なみ。

「ひょっとして乳がん? それとも、先祖返りして、胸だけが女性になった?」

原因をどうにかして知りたい、それにはどうする? を考えた時「身体に異変が出たら、何でも言ってくださいよ」と言う、先生(※心臓の執刀医)が頭を過ぎり、健診時に聞きました。

「あのう・・・先生、胸が膨らんできたのですけど・・・・・・」

「押すと、痛い?」

「ええ、少しですけど・・・・・・」

どこの医者の質問でも、何故か軽めに言う、こいしです。

「ちょっと拝見、あっ、これ、『女性化乳房』ですよ。降圧剤の副作用でしょう。滅多にないのに、それに、五ヶ月も経ってからなんて、反応が遅いなあ。のんびり屋さんの、こいしさんらしいや。薬を変えて、暫らく様子をみましょう」

解明の努力で日数が経ったので、のんびり屋ではないと反論したいが、命の恩人であり、今後も世話になる大事な先生、なので、からかいは軽く受け流し

「で、先生、変えたら、直ぐ治ります?」

「普通の人ならね。でも、のんびり屋さんはどうかなあ? 自分に聞いてください」

 と、またからかう。更に

「その間、その膨らみを触って楽しんだら、どうですか。もう一生、味わえないですから。お金払ってでも、触れる酒場へ行く人だって、いますもの」

心臓手術に長けた(たけた)先生、冗談も長けています。

 

膨らんだ胸の写真、ありますが、こいしノートには載せません。猥褻物頒布罪という、法律がありますので。

 

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