こいしノート

エッセイ読むのも書くのも大好き人間です、小説も。 

大山山麓のミニ観察会 とても楽しいですよ 勉強になりますよ

 

大山山麓の自然を守る、神奈川県立自然環境保全センターが、小田急本厚木駅からバスで約三十分ほどの所にあります。

県産の木材を使った本館には吹き抜けの展示室があって、カモシカツキノワグマ、フクロウなどの剥製が展示され、回廊になっている二階にも、この周辺に生きる動植物の写真や絵画が展示されています。

併設された自然観察園は、昭和の半ばまでは水田や雑木林だったそうです。それにより、当時の樹木の多くが現存し、また昆虫や草花は代が替わっても生き続けています。

 

こいし、この観察園にここ八年、ここでの自然観察会(※みずきの会)に参加しています。電車とバスを乗り継いで二時間かけてです、自然を知りたくて。

「八年も? だったら、相当な知識を持っただろう」

と、おっしゃりたいでしょうが、こいしは小さい時から物忘れが激しく「ニワトリは三歩歩くと忘れる」それなのです。ましてや、もう老いたニワトリ、三歩どころか一歩でもうです。

余談はさておき、梅雨の走りの六月十八日の観察会の様子を撮りました、どうぞ見てください。そして、興味を持たれた方は第三日曜日の午後一時、神奈川県立自然環境保護センター(※神奈中バス、七沢リハビリセンター下車)の玄関前に来てください。

無料ですし、何の制約もありません。代表はじめ、解説員(※指導員)六名の方々、どなたもとても優しく接してくれます。

今までにない発見が、必ずあります。目から鱗(うろこ)、間違いなしです。

 

 それでは本日のミニ観の様子を、どうぞ。

解説員と参加者の簡単な自己紹介が終わると、九枚の部分写真をアトランダムに並べ、それを並び替え、完成写真にするクイズが始まります(※とても難しい)。完成すると、そこに写る動植物は何(※誰)? になります。 

今日は、下記の写真です。皆様は左の写真を右のように並び替えられました? 簡単だった? それは凄い。では、赤色で丸囲いした、怪しげなの、何だか分かります?

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 こいしは、サンショウウオと答えを出しました。でも、ブブーです。

正解は四歳か五歳の「オニヤンマ」のヤゴ(※幼虫)でした。そばに群がるのは、ヤゴの好物、オタマジャクシ。食べられるの、気づかないのかなあ。

 

 会長の挨拶の中で、つい先日、熊が、すぐ側に出没したと話しました。

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  出没したのは、奥に見える、こんもりした所 熊の足跡 おお恐い                    

 

ミニ観が始まりました 

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ハートカメムシ            ケンポナシ 実がなる秋が楽しみ

本名はエサキモンキツノカメムシ    なし(梨)の味がするそうです

白く見える部分が ハートの形         花は甘い 良い香り

 はっきり見たい方は図鑑で お願い

 

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イチヤクソウ 解説員に教わりました   雨が落ちてきました だんだん大粒に         

初めて見ました 感激です        これにより 本日のミニ観は少し先のハン                                      ゲショウの群生地で終了 残念でした、

                     まだ半分なのに

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 ハンゲショウの群生地         オニシバリの実 鬼は恐ろしいですが、

二週間もすれば全面 白くなる     実は可愛くて綺麗です

でしょう

 

 

 こいしが、八年通って知った、目から鱗のベスト6です。(※写真は参加者に配布される「ミニ観だより」に掲載されたものです)

 

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アカスジキンカメムシの5令幼虫     ジョロウグモの網 

 

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 アオスジアゲハの卵           グンバイムシ 

蝶になった あの綺麗さ         プラタナスの幹にいました

想像できますか?            ルーペでやっと見える大きさ        

                    相撲の行司 武将の武田信玄が持つ 軍配             

                    からでしょう 名前の由来は    

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右はマツモム 背泳です              ウラギンシジミの幼虫 二本の突起に触れると

左はコミズムシ(フウセンムシ)  こうなります  線香花火のよう               

落ちた虫を食べています

 五十余年ぶりです 見たの 懐かしかった

 

 

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 人面カメムシ こいしにそっくり?   ソメイヨシノの花芽の断面(※三月十八日) 

言われてみると、そうかも      もう 花が 

 

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