こいしノート

エッセイ読むのも書くのも大好き人間です、小説も。 

2017-01-01から1年間の記事一覧

また お逢いできる日を楽しみに  

熱い日が続いておりますが、皆様 いかがお過ごしですか? お伺いいたします 「こいしノート」一年と二ヶ月続けましたが 少々 疲れました それなので 暫く 休養することにしました 長らくのご愛読 ありがとうございました 稚拙な文に クリックをして頂いたこ…

抽象書、あなたはどう見ます?

こいしは多趣味なので「何でも見てやろう」がモットーです。しかし、書道は縁遠く、ところが、ここ数年、興味を持つようになり、切っ掛けは、こうです。 一昨年、東京都美術館に、知人とその仲間が催す、写真展に行き、ちょうどその時, 「産経国際書展」も催…

尊敬する もう一人 植村直己 さん

前回のエッセイ、「こいしノート」では、尊敬する二人の一人、オペラの大衆化に尽力する、岡村喬生さんを記しました。 今回は、もう一人の植村直己さんです。その根拠は世界初の五大陸最高峰征服や、犬ぞりでの北極点単独行(※人類史上初)及び、グリーンラ…

尊敬する お二人 一人はオペラ歌手の岡村喬生さん

「こいしノート」が50回になりました。飽きっぽいのに、よくぞ続いた、我ながら感心しています。 「それは褒めますけど、拙文にクリックお願いだなんて、身の程知らずだぞ!」 「そう、おっしゃらないで、お願い!」 何方(どなた)でも、尊敬する人がいる…

スカシユリが咲いたら 思い出してね

流行り歌なら、小林旭の「熱き心に」、小説なら、渡部淳一の「化身」が発表された、昭和六十一年の猛暑日、生後一ヶ月の幼犬が家族の一員になりました。七月十日誕生なので、愛称は「ナナ」です。 父親は「ケンちゃん」。薄茶色のさえない、それも相当な雑種…

酒は百薬の長といへ(え)ど・・・・・・

今年に入って左足の付け根に軽い痛みを感じた、三月になってもだ。そんなある日、京都に住む、旧知の画家が 「僕のアトリエに来ないか? 新作や、値切って買った掘り出し物、見てよ。そして、京都らしい雰囲気の店で飲もうよ」 と、誘惑の電話を寄こした。 …

大山山麓のミニ観察会 とても楽しいですよ 勉強になりますよ

大山山麓の自然を守る、神奈川県立自然環境保全センターが、小田急の本厚木駅からバスで約三十分ほどの所にあります。 県産の木材を使った本館には吹き抜けの展示室があって、カモシカ、ツキノワグマ、フクロウなどの剥製が展示され、回廊になっている二階に…

喉元過ぎれば熱さ忘る

前回のエッセイ「生け花展」の入場券もそうだったが、他にもいろいろ貰う隣家へ、お裾分けにあずかった、八丈島の「くさや」を、それらのお礼に持っていった。 ピンポーンのベルで顔を見せたT男さん、「これはどうも、これ、大好物なんですよ」 と、顔をほ…

生け花展

前々作のエッセイ、「猫額でも花いっぱい 隣のお家」に登場したY江さんが、遠慮がちに千円也の「日本いけばな芸術展」の入場券を差し出し、こう言った。 「あのね、こいしさん。出展された方から、これ、頂いたの。仲良く、ご主人とご一緒にねって。ですけ…

驚いたり 意識がなくなったり 痛かったり 心配したり その十日間

昨晩まではまともだった便が、今朝になるとワインカラーになっている。 「えっ、嘘だろ!」 どうして? 直ぐにネットで調べた。すると大腸がんの文字。これは死に病だ。でも、何らかの原因での一過性とも考えられる。なので様子を見ることにした。だが、二度…

猫額でも花いっぱい 隣のお家

近所にシルバービラがあって、そこの住人で車椅子に乗る女性と押す女性が、隣家の庭を目にして「ターシャの庭みたいね」とか、それに類似するような会話をよくする。 こいし、それを初めて聞いた時、本棚から「ターシャの庭」を取り出した。 本には「ターシ…

逢いたい人と 絶対に会いたくない女

五十代の頃はゴールデンウイークが来ると、ドライブしたくなり、遠出をしていました。ですが老いたのでしょうか、近頃は近場です。 風薫る今日は、板橋区にある「乗蓮寺」へ向かいました。そこには登山家であり、冒険家でもある「植村直巳さん」の、お墓があ…

こいしの作品展

若い頃に感銘した本をもう一度と、押入れの隅にある、古本だけのダンボール箱の中を、ひっくり返していると、長兄に、両親のどちらかが買い与えたと思われる「バットのチェ」という、この本が出てきました。 内容は「ゴールデンバット(※煙草の銘柄)」の空…

石神井公園 照姫まつり

四月九日の、こいしノート「石神井川の桜見 ご招待」での、石神井公園のボート池は ご覧のとおり、鵜が一羽、日向ぼっこをしているばかり。ですが、四月二十三日、日曜の今日は人、人、人で、まっすぐ歩けないほどです。理由は 練馬区主催の、このまつりがあ…

別れのシーン 上野駅で 

五十歳代に出向していた会社の同僚二十四人と、上野公園内にある料亭で、久し振りに旧交を温めた。 二階の宴席には大窓があり、その左側を覆う桜の花びらが、吹く小さな風で舞う。眼下の向こうには、夏にはさぞ見事だろう「不忍池」の蓮。しかし、呑み助ども…

石神井川の桜見 ご招待

今回は稚拙なエッセイは止めにして、石神井川沿いの桜を紹介します。出発点は隅田川より10、3kmほど上流の「高稲荷橋」、到着点は「石神井公園ボート池」です。 ちなみに桜の本数(左岸)は、数え違いがなければ273本です(ただし 高稲荷橋から、中…

寄り道

お彼岸に入りましたので、祖先が眠る雑司ケ谷霊園へ向かいました。今日は雲一つない良い天気です。なので久しぶりに、その界隈をゆっくり見て歩き、それからにしました。 先ず最初は、太平洋戦争の指導者と言われる人 が拘置されていた「巣鴨プリズム」の跡…

すぎたるは なお およばざるがごとし

健康であるには一日、八千歩のウォーキングだと専門家は言う。こいし(私)これを信じ、家から四方向に決め、朝夕、実行していた。 しかし、四日ごと見る風景に飽きあきし、それでは? を考え、来年(※平成28年)の新年を期して、都営地下鉄線の四路線の地…

私 ミモザ 来春も見てね

「お隣の河津さん(※二月八日のブログ「言わずもがな」の河津桜のこと)が終わったら、出番は私、シルバーグリーンの葉に、黄色い小さな丸い花、可愛いでしょう、綺麗でしょう、見てちょうだい」と、ミモザ。 こいし(私)の家から北へ二百メートルほどの所…

リサイクルで 金 銀 銅メダル

JOCのジャック・ロゲ会長が、2013年9月7日、オリンピックの開催国は「トキョ(※東京)」と発した。招致委員会の面々、誰彼なしにハグしたり、飛び跳ねたり、大喜び。テレビで見ていた、こいしも喜んだ、ハグする人はいないけれど。 創設者である、…

おかあさん なみだながさないで 

前回の「タブレットは すご〜い」の末尾に「明日、京都へ旅してきます。愛くるしい、お地蔵さまに逢いに」と、記しました。 旅を決めたのは京都在住の画家、S氏と昨年の暮れ、神田の居酒屋で飲んだ時にです。S氏が「僕のアトリエに、面白い物がいっぱいあ…

タブレットは すご~い

若く逝った童謡詩人、金子みすゞさんの作品に 「青いお空のそこふかく 海の小石のそのままに 夜がくるまでしずんでる 昼のお星はめにみえぬ 見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ」 というのがある。 しかし、今は昼間でも見られる、ただし、…

言わずもがな

二十年ほど前になりますが、購読する新聞が、河津桜が見頃だと、写真入りで報じました。初めて知った桜を見たさに、ドライブがてら週末に行ってみました。 河津川の両岸に沿い、八百本、それはそれは見事でした。こいし、急に欲しくなり、帰路、苗木二本を買…

女高生の会話で

スマホがまだ無い時代、電車に乗っている人は、新聞や週刊誌を読んだり、居眠りしたり、お喋りしたり、いろいろだった。 ある日、出勤する電車の中で上司のKさん、女高生の会話を耳にした。 「あの人、あんなに新聞くっつけて、よく読めるわね」 「あの方、…

思いやりのひと声が 大きな安心につながります 

昨年の八月、東京メトロ銀座線で、盲導犬を連れた男性が、ホームから転落し、亡くなりました。二ヵ月後の十月には、大阪の私鉄線で、やはりホームから転落した男性が、亡くなりました。 国交省によると、視覚障害者がホームから転落する事故は、平成二十四年…

入院 笑話

年始め、八つの神社(※前々回のエッセイ「神社いろいろ 狛犬もいろいろ」)で、無病息災を祈願したのですが、三日後には感冒、治ると今度はインフルエンザ、ひどい目にあいました。 五日前に床を上げ、「入院 笑話」を書き始め、やっと、こいしノートに載せ…

さらば 電信柱 ありがとう

小池都知事は、教育機会の格差がないようにとの発想で、私立高校の授業料の無償化を決断しました。これにより、経済的理由で進学を諦めていた子が、高等教育を受けられる、この英断、喝采です。 ですが、富裕層の子女が行く、あるいは有名大学への進学実績を…

神社いろいろ 狛犬も いろいろ

明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願い致します よく晴れた元日、さて、初詣は何処に? を考えまして「そうだ、浅草寺にしよう、仲見世の賑わいも見てこよう」そう決めまして、地下鉄を乗り継ぎました。 ところが賑わいどころではありません…